お世話になっております。しんぺーです。
「初心者でもピアノコードで弾き語り」第②回です。
今回はまだ2回目ですから、きっと↓のコード見てもなんのこっちゃわからないですね。
でも回数を重ねればこの画像の見え方がきっと変わってきますから。
お楽しみに。そして最終的にはあなたがコード譜みながらピアノ弾いて歌ってるかも。
さて前回↓のブログではイントロダクションでしたが、
そもそもコードなんて読めるようになって何になるの?という根本的なことが気になりますか?
コードが読めると、楽しいことがいっぱいあります↓
- コード譜さえあれば楽譜がなくても楽器を持ち寄ってセッションできます。キザな言い方だけど音楽で会話ができます。
- 好きなアーティストの歌も、コード譜さえあればピアノ弾きながら歌えます。
- 知り合いのミュージシャンに、ちょっと演奏手伝って!とか言われた時、はじめての曲でもコードが読めればなんとなく合わせる事もできます。
ピアノ弾いた事ない人も、自分の頭でコードをわかって音を出してみたらきっと楽しくなってくると思います。だから最初に覚える事あってめんどくさくても、その後楽しい事がまってるから頑張ってね。
今の時代とても便利なのは、スマホ内に↓こんな感じでピアノ鍵盤出せること
スマホでこういうピアノアプリがあればコードの勉強なんてどこでもできます!
イヤホンつけてれば電車の中でもカフェでもどこだって!
なんという便利な世の中!是非スマホの方はピアノアプリ落としてみてください。
(→オススメピアノアプリのページ発見したので載せておきます。)
ピアノなど鍵盤楽器を演奏する おすすめアプリランキング | Androidアプリ - Appliv
※ダウンロードは自己責任で
ちなみに私はiPhone7plusなのでGarageBandというデフォルトのアプリを使ってます。
さて、ではそろそろ本題に入ります。
今回は
〜Cを知ろうぜ〜
なんてサブタイトルつけてますが、Cはあれです、コード界の田中というか鈴木というか、米国でいうとトムとかジョンくらいのやつです。
もうね、スタンダード。Cの組み立てをちゃんと知ったらもうあとはなんとなくわかるから大丈夫。
コードって平たく言うと和音のことです。
単音っていうのは、和音の逆で、ピアノでいうと、鍵盤を1つだけ押して出る音です。
和音っていうのは、鍵盤を2つ以上同時に押して出す音です。
この和音というものがいわゆるハーモニーを生み出すんですね。
歌でいうハモりもそうです。一人でメロをうたってるところにもう一人が少し音程を変えて重ねて歌うんです、そうするとハーモニーが生まれるんです。
コードとは、そんな和音をアルファベットで単純に表しちゃおうぜ!ということです。
A,B,C,D,E,F,Gという7つのアルファベットを基礎として、誰がみても和音の構成音がわかるように単純に書こうぜ!ということです。
(株)みたいなものです。
(株)をみたら、あぁ、株式会社のことだな、省略して書いてるんだなってわかりますよね。
それと同じです。コードを読める人が、例えば、「G」をみると、
あぁ、Gか、「ソ、シ、レ」のことだな。ってわかるんです。
ちなみにサブタイトルにある「C」の構成音は「ド、ミ、ソ」です。
Cと出てきたらド、ミ、ソを同時に弾くんですね。
と、言われても、コードどころかピアノを弾いた事ないあなたにはなんのこっちゃわからないでしょう。
そこで!できるだけ簡単に教えたいとか言っておいて、これだけはすいません、次の画像だけは頭に入れてください。覚えるの苦手!とか言わないで、これだけはお願いします。
逆にこの画像を覚えて理解できたら、もうコードはわかったようなものなんです。
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドの場所は、義務教育の範囲でわかる人結構いると思いますが、それに対応するアルファベットを頭に叩き込んで欲しいわけです。
頭に叩き込むといってもそんなに難しくありません、「ラ」が「A」って覚えるだけです。後は、A,B,C,D,E,F,Gってそのままの順番で音階と一緒にずらしていくだけです。
それが上の図です。
おうおうおう!Fはドレミでいうとどこなんだよコラ!って
なんかいきなり怖い人に聞かれる時があったときに、上の画像を知らない人は、あわわ、あわわわあわ、、って取り乱してしまうでしょうが、
上の画像を知ってる人は、紅茶を嗜みながら、Fはファですけれども何か。ってすぐ答えられるわけです。
だからほんと申し訳ないけど、上の関係だけ頭に入れて欲しいんだ。
おうおうおう!Dはドレミでいうとどこなんだよコラ!って言われた時に、紅茶を嗜みながらDはレですけど何か。ってすぐ言えるくらいになってもらえると助かるんだ。
最初は画像見ながらで全然いいです。そのうち慣れます。
というわけで、Cの話に戻ります。
はい、Cはドレミで言うとなんでしょうか?上の画像を思い出してください。
そうですね、Cはドです。
コードを見た時に、そのコードを表す音(Cだったらド、Fだったらファ)がコードの根元になります。その根元の上に音を重ねて和音にするわけですね。
この根元のことを「ルート」って言ったりします。
つまり、Cというコードをみたら、まずルートの「ド」を探してください。
そのルートの上に「ミ」と「ソ」を重ねたものがCです。
言葉だけじゃわからないと思いますので、↓の映像をご覧ください。
コードのCを見たら、まずルートの「ド」を探します。その上に動画のように、「ミ」と「ソ」を重ねたものがCになります。
このCを弾いた時の響きも是非一緒に覚えておいてください。
今レクチャーしているコードは、メジャーコードといって明るい響きのあるコードです。例えば、C(ド、ミ、ソ)の真ん中の「ミ」の音を半音下げて和音を弾くとと少し悲しい響きになります。これはまた次回以降にやりますが、マイナーコードと言います。明るい響きがメジャーで、悲しい響きがマイナーですね。
弾きながら響きを覚えるのも重要ですので是非ハーモニーを意識して鍵盤を押してみてください。
話を戻します、Cは、ド、ミ、ソを同時に弾くというところまでわかりましたね。
じゃあ他のコードはどうなのか。基本的にはこのCの鍵盤の位置関係を覚えたらあとは同じ間隔でズラすだけです。
どういうことかというと、ここでまた鍵盤の絵をみてください↓
さっきの動画でCを弾いた時の、「ド」「ミ」「ソ」に注目です。
まず、ルートである「ド」と、次の音の「ミ」の間には、鍵盤が何個ありますか?(白鍵、黒鍵の区別はしません。)数えてみましょう。
3個ですね。
同じように、「ミ」の音と「ソ」の間には、鍵盤が何個ありますか?
2個ですね。
つまりCというコードをピアノで弾いた時、鍵盤の位置関係は↓のようになります。
ルートの「ド」(鍵盤3個挟んで)「ミ」(鍵盤2個挟んで)「ソ」
この位置関係です!この位置関係はA,B,C,D,E,F,Gどのコードでも同じなのです。
つまり、Fというコードはどう弾くかというと
まず、和音の根元(ルート)を探します、ルートはコードの名前と同じなので、F=ファですね。
上のCの時と同じように鍵盤の位置関係を書くと
ルートの「ファ」(鍵盤3個挟んで)「ラ」(鍵盤2個挟んで)「ド」
ですね。つまりFというコードを見たら「ファ」「ラ」「ド」を同時に弾くだけでいいのです!
この位置関係は全部一緒 !じゃあ、次は、Aというコードが出てきた時はどこの鍵盤を押さえますか?
手順は一緒です。
まず和音のルートであるA=ラを探します。そのあとはさっきと一緒↓
ルートの「ラ」(鍵盤3個挟んで)「ド#」(鍵盤2個挟んで)「ミ」
を同時に弾くだけです!そうすればAというコードを弾いた事になります。
(※「#」は半音上げるという意味です。逆に「♭」は半音下げるという意味です。)
あと一つくらいやってみましょうか、ではG#というコードが出てきたらどうですか?どこの鍵盤を押さえればいいのでしょうか。
さっきまでと同じようにやると、
ルートの「ソ#」(鍵盤3個挟んで)「ド」(鍵盤2個挟んで)「レ#」です。
これでG#というコードが弾けました。
一応、動画で復習すると↓(C → F → A → G#の順番で弾いてます)
メジャーコードなんてこれだけです!ほら、少し簡単な気がしてきたでしょう。
もちろんコードを展開させるとか、テンションを付けるとか他の技術もありますが、今はわからなくて全然大丈夫!
まずは、基本のメジャーコードは、どこの鍵盤を押さえるのかということがわかってもらえれば大きな一歩です!はじめにコードに含まれる音を覚えられたらいくらでも後で展開できます。
なので、今回は、Cを知ろうぜ!といいつつも、他のメジャーコードも考え方は全く一緒。Cの和音の位置関係を覚えていれば、あとはコードの種類によってルートの位置を変えて弾くだけ。
ほらほら、これで最初に載せたコード譜もなんか少し身近に感じられてきたでしょう。
ちょっと見慣れない「F/G」というコードは、また次回以降にレクチャーします。
まとめ
今回は、メジャーコードの鍵盤の位置関係をCから学びました。
C以外のメジャーコードもルートからの位置関係は全部同じということ!
一回じゃ理解できないかもしれないけど、3回くらい読んで、3回くらい動画みたら理解できると思います。
頑張ってください。
次回は、マイナーコードに触れてみようと思います。
読んでいただきありがとうございました!!
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