お世話になります。しんぺーです。
いやー!なるまいと!ほんとになるまいと!
三日坊主にだけはなるまいと!思ってだらだらと書こうと思っていたこのブログなのにまた間空いちゃったね。読んでる人いるのかしら。
久しぶりのライブも終わっちゃったし、今は部屋で一人曲作りとアレンジの日々です。
(ライブのブログはまた書きますので読んでくださいね。)
というわけで、記憶が曖昧になる前に(もうだいぶ曖昧になってますが)楽しかったオーストリアの日々を記そうと思います。ちなみに、日本からオーストリアの位置関係は以下のとおり。うーん、遠い!
さて、タイトルにもありますように!
日本から遠く離れたオーストリアはウィーンの教会で!あたくしはパイプオルガンを弾かせてもらいました。なんと幸せなことでしょう。由緒正しき教会です。
朝一、たしか朝8時頃に教会の前で待ち合わせて、礼拝の人たちが来る前に教会に入らせてもらいました。
教会内を一通り案内してもらったら、バックヤードのような、裏口から石の螺旋階段を上がっていくと、パイプオルガンの弾く席があるアリーナ席のような場所につきました。そこから教会を見渡した景色がこんな↓感じです。荘厳。荘厳なんて普段使わないけど、きっとこういうときに使う。荘厳。
そして高級なアンティークのようにも見える装飾を施されたパイプオルガンです。
実際に鍵盤を弾くところは、隅っこにあるんですが、パイプオルガンっていろいろボタンみたいなのがついてるんですね。そのボタンを押したり押さなかったりで、どのパイプに吹き込んで音を出すか選んで音色を決めるのです。
知らなかったー。最近はコンピューターで制御されてるらしいですよ。ハイテク。
そして、足元にもでかい鍵盤があるので、踏んで音を出すのですが、足元の演奏は全くやったことがないので今回は足は縁の部分に置いて手だけで弾かせてもらいました。
しかしパイプオルガンの音色ってシンセで聞き慣れているけれど、本物の音色はぶったまげるほどいい音でした。なんというか音色が神がかってました。
聞き慣れたCmの音が、もうね、鳥肌ものなんですよ。その場にいないと伝わらないんですが、自分で鍵盤を押してるんだけど、自分の音じゃないみたいな感覚。
多分雰囲気もあるだろうけど、天然のリバーブで教会内に響き渡る音が本当に素敵でした。
というわで、弾いた動画をその日にtwitterに上げたので、音色聴いてみてください。
最初のCmだけでも。
ウィーン在住の知人のおかげで、歴史ある教会のパイプオルガンを少し弾かせてもらった。
— 謎の地方公務員 (@nazo_shimpei) September 20, 2018
ここに日本人が入ったのは貴重なのではなかろうか。
感無量です。
最初にC m弾いたんだけど、音の厚みと荘厳な雰囲気と響き渡る音色が鳥肌ものでした。
その後自分の曲弾いたけど雰囲気にのまれてミスしてます pic.twitter.com/uv1axZcDF7
礼拝の人たちが来てしまうので時間がない中ほんの1分くらいしか弾けなかったけど、本当に貴重な体験をさせて貰いました。
正直自分は宗教に無頓着なのでキリスト教信者ではないのだけど、音楽のグレゴリオ聖歌や賛美歌、パイプオルガンで奏でられた音、曲の影響は僕の中に間違いなくあります。
自分の曲にもパイプオルガンをイメージして書いた曲はあるし、きっとこの経験がどこかで名曲として生まれ変わる日がくることを信じています。縁あって弾かせてもらった経験を今後に活かしたいと思います。
ということで朝8時に集合して、8時半には教会を出るというほんとに少しの時間だけでしたが、最高に嬉しい朝でした。
聴いてくれてた教会の人が、「オルガニストになってミサで弾いてよ」って英語で言ってくれたのが冗談でも嬉しかったわけです。浮かれました。
この日は、このあとハイリゲンシュタットという街にいってかの偉大なベートーベンの生家に行くという小学校の頃からの夢があったため、ウィーン市内での観光もそこそこに、電車でハイリゲンシュタットに向かうのですが、それはまた後日書きます。
パイプオルガンを弾いた後に、近くにあるシュテファン大聖堂という教会にも立ち寄りました。天井広い。日本にはこういう空間ないからテンション上がりますよね。
外国の方が日本の城や神社仏閣をみてテンション上がるのがとてもよくわかりました。
シュテファン大聖堂のパイプオルガンがこちら。鍵盤が4段。横にスペースを取らずに縦に行くスタイルですね。
そして先ほど話に出しましたが、両脇に音色を選択するボタンがあります。足元にもでかい鍵盤がありますね。
自分が弾いたパイプオルガンの写真撮るの忘れてたんだよなー、ショック。また行こう。
荘厳な内部。
シュテファン大聖堂を出たら、いよいよ尊敬する音楽家ベートーベンハウスに向かいます。次回に続く。
==============================
◆お知らせ◆
直近のライブのお知らせはありません!寂しい!
でも三上ナミと謎カンパニー(ナミナゾ)は新曲、新しい音源を携えて、一回りでかくなってきっと戻ってきます。その時まで忘れないで!
ということで、ライブ音源を少しずつ小出しにしてナミナゾを忘れさせないスタイル。
久しぶりにやったファーストアルバムの曲。「夜のくちづけ」のライブ動画を是非みてやってください。
この曲は、多分ナミナゾ結成して3番目くらいにピアノアレンジした曲。
最初は、妖怪エレジーも、夜のくちづけもピアノがない状態で三上氏が作曲した曲だったので、あとから好きにピアノつけさせてもらいました。気に入ってます。